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ぴっちょ@クズ野郎

Author:ぴっちょ@クズ野郎

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突発的妄想@きよゆり


 「――…。」
 耳の横でけたたましく鳴る目覚まし時計を手探りで止めて、寝ぼけ眼でどうにか時間を確認する。
 9時5分前。
(…マダラはもう起きてンだろォな…)
 寡黙な同居人は恐ろしくなるほど朝が早い。そのくせ所構わず寝るのだから少しは夜の睡眠時間を長くすればいいのにと思うが、その辺りは彼の体質だからどうしようもない。
 第一、自分と同居人――名を斑目瑞希という――は互いにほとんど干渉しない。だから、自分が出かけている間に彼が何をしているのか、ほとんど知らない。まあ不当なことには手を染めていないようだから気にもしていないが。
 これが自分ではなくてあの真壁翼や草薙一だったりすれば、在学中そうだったように何かと気を遣ってやるのかもしれないが、自分と瑞希はこのくらいの方が心地良い。
 けれど、暇な日に部屋に籠もって悪戯の仕込みなんかをしているとお化けのように後ろに立っていて、たまに自分でも気づかなかったようなアイディアを残していったりするところは気に入っている。
 そのくらいのつながりで満足する質なのだ、自分も彼も。
 朝食を摂ろうとキッチンへ向かうと、ダイニングには珍しいことに瑞希がいて、肩の上に乗っていたトゲーが「くけー!」鳴いた。どうやら「おはよう」と言っているらしい。
 瑞希も瑞希で、ちらりとこちらを見てすぐにまた読んでいた英字新聞に視線を落とす。
 こういうところは在学中から変わっていないので、もう慣れた。
「…ハヨ」
 瑞希というよりはトゲーに返事をして、冷蔵庫に入っていた牛乳パックに直接口を付けた。
 瑞希はきちんとパンとスープとサラダを用意して(けれど頑なに肉を食べようとしないのはいつものことだ)、座って食べている。独り暮らしも短くないので自分も簡単な料理は出来るけれど、朝の労力をそんなモノに使うのは面倒くさいことこの上ない。
「どしたァ、マダラ。朝の早ぇテメエがこんな時間に朝食なんて珍しいナァ?」
 ようやく覚醒してきた頭が、思考を開始する。
「…・・昨夜は、隣の部屋がうるさかった」
 瑞希に同調するように、トゲーが「くけっ」と鳴く。
 2人(正確には1人と1匹)の声に、少しだけ批難めいた色が現れた。
「ヘェヘェ、俺様のせいかヨ。すんませんでしたァ~」
 昨夜の記憶が蘇る。いつものように日本にいる悠里と電話をして、馬鹿なことを言っていつもより笑わせ、切る直前にいつもより泣かせてしまった。
 昨夜の彼女の淋しそうな声に、前々から考えていた『悪戯』を実行しようと心に決めて。
「……清春」
「ンア?」
 瑞希の方から話しかけられたのは久しぶりで、思わず眉間に皺を寄せてしまう。
「日本へ行くの?」
 これからしようとしていることを見透かしているように、そんなことを言う。
 今はオフシーズンだから、練習するかどこかへ出かけるとかの用事がなければ、確かに普段はもっと怠惰に過ごしている。それを鑑みれば今日はどこかに出かけるのかと察することが出来るのも道理だ。
 けれど知能指数に加え勘の良い彼のこと、それだけではないのだろう。
 瑞希は知っているのだ。悠里に気づかれないようにひとりで然るべき準備をしてきて、つい先日それがほぼ終わったことも、その目的も。
「…さあナァ~?」
 含み笑いを返して、用意しておいたキャリーカートを持っていきやすいようにドアの近くに置いた。
 どうせ分かっているんだろうから、わざわざ全てを言うなんて野暮なことはしない。
「……そう」
 瑞希は、また英字新聞に視線を落とす。
「あァ。…じゃ、シャワー浴びに行ってくンぜェ」
「とっげー!」
 返事を寄越したのはトゲーだった。
 そろそろこいつは自分で返事をする癖をつけた方が良いと思う。切実に。

 清春が部屋を出た後のこと。
「……清春が帰ってきたら賑やかになるね、トゲー」
「くけっ」
 柔らかなミルクティーブラウンの髪の女性を思い出して、瑞希はくすりと忍び笑いを漏らした。



 これから飛行機に乗って日本に着く頃には、おそらく現地は深夜。
 全部計算済み。セッティングは上々。

「…あとは、オマエの返事次第、だぜェ…?」

 飛行機の窓から見える一面の雲を眺めながら、そう呟いた。

 +++あとがき+++

いきなり何なんだ、って感じですね。
日記を書こうと思って記事の編集ページ立ち上げたら本当に突発的に思いついてしまいまして。
今までにない早さで書き上がってしまいました。

XtoZの清春√完璧EDネタです。
このブログ見てる方の中にはVitaminXtoZプレイする方いないと思うのでネタバレも気にしません。
完璧EDはね、米国のプロバスケットボールリーグでプレイしてるはずの清春がいきなり悠里ちゃんの家に押しかけて悪戯仕掛けて色々いちゃいちゃした挙げ句にウエディングドレスだのティアラだのいわゆる花嫁衣装をぽんと渡して「もしかしてプロポーズ?」って言う悠里ちゃんに「それ見た時点で気づけ。もしかしなくてもプロポーズだ」って言って以下略できよゆり万歳!\(^q^)/なお話なんですけれども!

んでもって、そこからのプロポーズ前夜妄想です(笑)
米国で瑞希と一緒に住んでる清春を書いてみたくて…。瑞希と清春は言葉が無くても上手くやっていけそうな、あの感じが好きなのです。
あと、絶対瑞希は朝早いと思ってます(笑)

細部の色々を覚えてなかったので久しぶりにPSP引っ張り出してもう一回完璧ED見たんですけど、
「全部捨てろとは言わねぇ。けど、色んなモン捨てて俺様のものになれ」
で号泣しました。毎度毎度のことです。
あと、久々にキヨのマジな声を聞きました。

あー、久々に本編の清春√がやりたくなったよ…!

それにしても、この3連休は英語とずっと戦ってた所為でなんか頭がぼうっとします。
しかも「明日音楽あるー♪」とかって喜んでたのに、そういえば明日から時間割変わるから、明日は音楽の授業無いんだよね。オーラルコミュニケーションと体育はあるくせにね。
ぶっちゃけ音楽の授業があるから上記の科目も耐えられてたのに、音楽がないんだったら学校行く意義すらなくなってしまうじゃないか…。
いや、でも古典と現文は出なきゃだしなぁ。
あ、明日世界史の補習あるのか。じゃあ放課後だけは頑張ろう(←うわあ)

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